駅から徒歩5分は5分で着かん
こんにちワーテルローの戦い。
いやぁ最近どうしてもパイレーツオブカリビアンが見たくてディズニープラス入れたんですけどね、ただ単にカリブの海賊乗りたくなっただけでした。
っていうのは置いといて
いや〜4つ目にしてようやくこのブログのコンセプトが決まってきましたよ。それはズバリ…
【読むラジオ】
どうですかこれ。既に色んな人使ってそうじゃないですか??
しかもこれ書いてる今思いついたからちょっと安っぽい感じするし…うーん…まぁ今日も書いていきますか。
というわけで先日、何を書き綴ろうかと思ってインスタでアンケートを取りました。
結果はダントツで「中1で💩フル漏らし事件」に決まりました。僕のフォロワーさんうんこ大好きですもんね〜。
それじゃいってみましょう。
2012年の秋頃である。当時中学1年生だった小生は野球部で扱かれる日々を送っていた。
3年生が引退し、上級生に混じって試合に出る同級生もいる中、今よりも遥かに運動神経が悪く野球が下手だった小生は、圧倒的ベンチウォーマーだった。
事件はそんなある日、遠征の練習試合で起こった。
遠征と言っても高校野球のように県外に出たりすることはなく、同じ市内の中学校に行くだけである。
当時、顧問の先生同士の付き合いなのか頻繁に遠征に行く学校があり、事件当日もその学校への遠征であった。
その学校は最寄り駅から徒歩20ほどのところにあったため、行く度に「小生の最寄り駅」の概念を揺さぶられた。
小生はその日、朝から異変を感じていた。
昔から朝起きると一番に大便をする。
この日は腹痛で目覚めたほどで、厠へ行くと案の定ゲリ気味だった。
それ以外は特に体調も悪くなかったので、とりあえず支度を済ませて家を出た。
遠征は各自現地集合では無く、練習着のパンツとセカンドユニフォームを着た状態で、指定された学校最寄り駅に集合してから全員で電車を乗り継いで現地へ行く。
移動中は特に何も無かったが、遠征先の最寄り駅に着く頃には既に若干催していた。
ここで一度、先輩に事情を話して駅の厠に行こうと思ったが、朝の下痢から考えて時間がかかりそうであるのと、その間に先輩方を待たせることを考えると言えなかった。
何より先輩方が厳しくて怖い人たちばかりだった。
そもそも催していると言ってもまだまだ耐えられる程度なので、現地に着いてから用を足そう。
そんな事を考えてる内に、気づくと一行は駅を出発した。
練習試合どころか、遠征先に向かっている段階で既に己との試合は始まっていた。
必要以上にストレスをかけないようソフトタッチで歩き、臀部に力を入れ、遠くの緑を見るように心がけた。
しかし、ここで先程の駅での判断が甘かった事に気付かされる。
下痢気味の時の便というやつは気まぐれに肛門をノックしてくる。
小生の顔から笑顔と余裕はとっくに消え去り、表情はゴルゴであった。
先述の戦法を変え、気を紛らわすために隣を歩くチームメイトと必死に会話を交わした。
そうこうする内に、ようやく相手の学校に辿り着いた。
チームの規則で、遠征時は現地に着くと速攻で整列して相手チームとグラウンドに礼をするのが慣例だ。
しかし、既に小生の肛門は闇金の取り立ての様な感覚に襲われていた。礼をしている余裕は明らかにない。
皆が整列をしていく中、既に現地入りしていた副顧問の先生の元に駆け寄り、事情を話して先に厠に行くことを願い出た。
先生が半笑いで了承してくれたので、小生は近くにいた相手チームの人に厠の場所を聞くと、ランメニューよりも速く走った。
その勢いのまま厠に飛び込む。大便用の個室便器も空いている。勝利が見えてきた。
扉の鍵を閉め、ベルトを外し、ズボンのボタンとファスナーを緩めてスボンとパンツの履き口に手をかける。
小生は勝利を確信した。
しかし、うんこ側は小生の一瞬の気の緩みを見逃さなかった。
一瞬何が起きたのか分からなかった。
数秒後、肛門の感覚と立ち込める悪臭で小生は我に返った。
恐る恐る後ろを視認する。
丸で雨天時のグラウンドでスライディングをした様な色の、変わり果てたズボンとパンツが横たわっていた。
続く